建設業経理士制度の発足の背景
以前は、建設業経理士の制度はありませんでした。
しかし、どんぶり勘定が習慣になっていた建設業界の経営のあまさや財務体質の弱さを改善し、不透明だった資金繰りを透明にしたり、どんぶり勘定だから起こりやすかった中小企業の倒産を回避するために建設業経理士(当時は建設業経理事務士)の資格制度を発足させ、入札時の資格審査の評価基準に新たに有資格者数が加えられました。
建設業経理士には、
- 経営・財務体質の健全化
- 資金繰りの強化による倒産防止
という大事な役割があるんですね。
建設業の会社では、日常的には公認会計士や税理士のように高度な知識を必要としません。それより、社内経理人として会社のお金や損益の動きをしっかり見れる人が必要なんですね。
公認会計士や税理士は月に2、3回しか出番はありません。それより、毎日常勤で出社する建設業経理士の役割が社会的にも求められているんだと思います。
だから、入札時の資格審査の評価基準である「経審」の有資格者数が加えられ、制度的に経理士増員がはかられているのでしょう。