手形
企業が債権・債務関係を決済するために振り出す有価証券をいいます。
振出人が受取人に一定額を支払う約束をする約束手形と、振出人が支払人に対して一定額を受取人に支払うように委託する為賛手形とがあります。
会計上は約束手形と為替手形の区分ではなく、将来現金を受け取るべき債権としての受取手形か、逆に支払うべき債務としての支払手形かの区分が重視される。
-般に、企業での売買活動は掛取引によることが多く、売上と同時に売掛金が発生します。
売掛金は翌月現金で入金することもあるが、数ヶ月先に支払う約束をした手形で回収されることもあります。
手形の満期日までの期間を手形サイトといい、2~3カ月先に設定されるのが普通ですが、資金繰りの思わしくない企業では6~10カ月の長期の手形を発行することもあります。
手形の期限が到来すると、受取手形の保有者は取引銀行に取り立てを依頼して、現金の入金が完了します。これを「手形が落ちる」とか「手形の落ち込み」といいます。
このように、受取手形と支払手形の決済は取引銀行の当座預金口座で行われるので、資金切れ(不渡り)を起こさないために、手形の受け払い管理を厳格に行う必要があります。