含み益・含み損
会計上、資産の評価は購入時の価格を基準とする「取得原価主義」を原則としています。
そのために土地や株式などの時価が上昇しても、貸借対照表に表示される価格は購入時のまま変動しないので、土地や株式を売却しないかぎり、その差額がおもてに現れることはありません。
こうした帳簿価格と実勢価格との差額を合み益といいます。
経済の成長期には資産時価が右肩上がりであったためにほとんどの企業には多くの含み資産がありましたが、バブル崩壊後は土地や株式の時価が下落し、企業によっては多額の含み損が発生しています。
ことに一部の金融機関や不動産・建設業などでは巨額の含み損を隠し切れなくなり、経営破綻にまで発展したケースもあります。