建設業経理士になるためには : 長期請負工事

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長期請負工事

長期請負工事契約とは、ダム、橋、船等の建設契約のようにその完成までに長期間の時間がかかるものをいいます。

長期請負工事で計上される収益の計上基準は、通常、工事完成基準と工事進行基準の2つがあります。どちらも適用できます。

工事完成基準とは、工事が完成して、相手方に引き渡したときにはじめて工事収益を認識する方法です。

この方法だと、工事完成までに3年かかる場合は、最初の1、2年は収益ゼロで、最後の3年目に3年間分の収益がいっぺんに計上されます。この方法だと、期間収益が読み取りにくいですね。

一方、工事進行基準とは、決算期末に各年度の工事進行程度を見積もり、適正な工事収益率によって工事収益の一部を当期の損益計算に計上する方法です。

中小企業では、実務的には、民間の発注先に請求書を発行したことを基準に売上計上してしまいます。税調のときに、どうしても発注先に提出した請求書を基準に売上高を調査されるので、税務調査を重視して、決算期までの出来高を売り上げてしまいます。