建設業経理士:原価計算論の建設業経理での活用
私の努めている建設会社は製造工場を持っているのですが、
そこの責任者が経理の私に販売価格の相談を持ちかけてきました。
一つの製品にかかる材料費や外注費は、製品ごとに集計できた。
そのあと固定費である全員分の人件費をその製品に割り振りたいとのこと。
いわゆる、直接原価と間接原価の取り扱いや変動費と固定費の取り扱い方の
論点だと思いました。
その責任者は、赤字を出したくないから、製品を売るにも人件費も回収したい
という考えでした。
その結果、取引先からの値下げ交渉にも応じることができず、
結局、見積もり合戦で負けてしまい、受注数量そのものが減ってしまったようです。
原価計算論で問題集に載っている問題で、全部原価計算から、メリットのある直接原価計算へかえようという論点です。
私は、教科書通りのことをその責任者に説明しました。
その後、その価格設定の検討に私も入れて欲しいと思いました。
(もちろん、実際の営業活動では、一度値下げをすると、「次回もその価格で販売してください。」と値引き交渉が延々と続きますので、それは食い止めなくてはなりません。)
私は、簿記や税務会計より原価計算を最も得意で好きなので、この原価計算と
価格設定の仕事を、ぜひやりたいと思いました。
毎日大変な仕事をたくさんしているのに、それに追加してでもやりたいと思いました。
やりたい仕事ってあるんですね。家に帰って原価計算の復習をしようと思いました。
とにかく、自分の仕事をはやく終わらせて、原価計算の仕事に加わりたいと思います。
原価計算の勉強は、建設業経理士1級の原価計算論の他、日商簿記1級、
公認会計士の管理会計論などで勉強できます。